考えたこと2

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改正社会福祉法
社会福祉連携推進法人というものが、新しい社会福祉法で作られることになった。
メインは深刻な介護現場の人手不足を解消するということだ。
規模の小さい社会福祉法人ではできないことを、それらを連携する法人を作って、一緒になってやろうということらしい。

将来は外国人を入れざるを得ないし、その人達を教育、研修するためには余裕が必要だから、複数の福祉法人を連携(合併ではないらしい)させる。

北欧では、自分でご飯が食べられなくなったら死ぬということが国民のコンセンサスを得ている。
というより、そういう状態でも生きられるように、胃に栄養を流し込む「胃ろう」というのは虐待だとすら言われている。

「胃ろう」は日本では普通に行われている。
生きることが何より大事だ、ということがコンセンサスなのだ。

こないだのエライ医者がやっているのは、在宅緩和ケア。
家で死ぬ人を苦しまずに死ねるようにするのだろう。
その人も今の医療体制には疑問を持っている。

年金制度も悪いのだろう。
死にそうな親の年金を家族が当てにして、何とか生かしてほしいと懇願することもあるという。
親が亡くなったら、主たる収入が無くなってしまうからだ。

厚労省がやっていることはまあまあ正しいと思う。
しかし、もっと大事なことがあるはずだ。

まあ、今どきFAXで情報を集め、手打ちで処理しているのだから、効率が悪すぎる。
もっと人を減らして、お金を別のところに使うべきだ。
20年は遅れている。

もう一つは、国民の死に対する意識を変えることだろう。
厚労省というより、政治の仕事と言うべきか。

世の中の数少ない真実の一つが、生まれたら必ず死ぬということだ。
誰にでも平等に訪れる。
誰もがいつかは向かい合わないといけないことだ。

今は死を避けて、まるでないもののようにしてしまっているように思う。

何度か書いたが、本当に尊厳死についてもっと議論すべきだと思う。



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