考えたこと2

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プロ野球の時短
メジャーリーグの試合を見ていると、スピーディだ。
実際、日本のプロ野球と比べて試合時間は短い。
それでも、テレビ中継を考えると、試合時間が3時間を超えると苦しくなる。
野球は時間が決まらないスポーツなので、そこはメディアコンテンツとしては弱点だ。
サッカーやラグビーが原則90分で終わることを考えると、対抗が難しい。

メジャーリーグでは今季から「投手は打者3人か、回を終了するまで投げなければならない」というルールを採用したとのこと。
日本のプロ野球も来年以降検討するかもしれない、という。

メジャーの投手の完投率は1904年には87.6%だったが、2019年にはたったの0.18%。
1試合で起用された投手数は、1900年代の初頭に1試合平均2人以下だったが、2019年には4.41人。
野球の質が変わってきたのだから、こういう数字になる。

阪神戦を見に行くことがあるが、ファンは圧倒的に高齢者。
若い人たちに野球の魅力を伝えようとすると、球団努力で興行として魅力を上げていくことも大事だが、テレビ中継も必要になる。
試合時間が長くなると、中途半端な中継になる。試合終了までは中継できない。
昔はプロスポーツといえば野球だったから、そんなことは気にしないでよかったが、今は見る影もない。
そんな状態だから、試合時間を短くすることが必要だろう。

今のプロ野球の平均試合時間は3時間16分で、メジャーよりも11分長い。
今年からメジャーはルールが変わるから、おそらく2時間台になるだろう。

実際、日本のプロ野球でも、ピッチャーが投げる感覚を短くするとか、キャッチャーが早く珠を返すとか、そういうルールを作ろうとしたことがあるらしい。
それでも、現場からの反対で決まらなかったとのこと。

野球連盟の人たちの頭が古すぎるのかもしれない。
プロ、アマを問わずだ。
高校野球の投球数制限など、結局骨抜きのルールでお茶を濁している。
未だに、野球の関係者は昭和の人たちばかりなのではないか。

ぼくも、野球は間のスポーツで、投球の間にワチャワチャ言えるのが魅力だ、と思っていた。
そこがサッカーとの違いだ。
しかし、それはもう古いのかもしれない。

スピーディに試合を運ぶことも、大事だと思う。

昭和は遠くなりにけりだ。



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