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2020.02.04 Tuesday
D2C企業
個人向けビジネス(B2C)、法人向けビジネス(B2B)という言葉はあるが、D2Cというのは聞いたことがなかった。
日経に出ていた、アマゾンキラーの記事だ。 Dはダイレクト、Cはコンシューマーで、D2CとはDirect to Consumerのことらしい。 これは通販で売っている業者のことを言う言葉。 直接消費者に届ける、ということだろう。 そのD2Cの企業が増えてきており、アマゾンや楽天を利用しているが、それをもっと便利にしたのが、この記事で紹介されている「ショピファイ」。 月額29ドルで利用できる。 内容はWebサイトの作成から、在庫管理、決済、配送まで多岐にわたるらしい。 すでに100万社が導入している。 まだまだアマゾンには太刀打ちできないが、「アマゾンキラー」と言われている。 アマゾンよりも楽なのだろう。 ニューヨークの小さな衣料品店では、ネット通販のシステムを丸投げしているとのこと。 全くWebサイトの知識がなくても、通販できるようになっているのだ。 時価総額も5年で28倍に増えたとのこと。 日本では、ゴーゴーカレーグループが活用しているとのこと。 本家アメリカでも、ナイキがアマゾンでの販売をやめるという動きもあり、ブランドに自信がある企業は自前のネット販売を志向している。 アマゾンや楽天といった通販形態はまだまだ変わる。 なくなることはないだろうが、いつか「昔はアマゾンが強かった」などと言われる日が来る。 それが2025年か、それとも2030年かはわからないが、ネットの破壊力は底知れない。 滅びかけていたような少量生産の伝統工芸品などは、ネットの宣伝で一気に市場が広がる可能性がある。 ショピファイなどという企業が出てくると、そういうOne and Onlyの商品が売れたりする。 田舎で誰も知らない逸品などにもチャンスがある。 何と言っても、相手は世界なのだ。 ぼくが地方創生の担当者なら、このスポティファイをチェックする。 アマゾンの次はショピファイだ。 |
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