考えたこと2

2024.9.24から、今までhttp:で始まっていたリンクが、https:に変わります。申し訳ありませんが、リンクが見られないときは、httpsに変えてみてください。
CALENDAR
<< April 2025 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
+RECENT COMMENTS
+CATEGORIES
+ARCHIVES
+PROFILE
+OTHERS
ハモンドB3 再び
今日はハモンドオルガンを聞きに行った。
ギターの先生も出る。

正確にはハモンドB3という。
当然、もう生産中止になっていて、壊れたら部品を注文するのに海外を頼らないといけないこともあるという。
前にも書いたが、モーターでトーンホイールという円盤を回して音を出す。
スピーカーも回転させて、音の位相差を出す。
中にはたくさんの真空管が入っている、というアナログな電気楽器。

これが本当にいい音がする。
今日もリクエストでやった「ジョージア・オン・マイ・マインド」。
オルガンの音が映える。
ソロは圧巻。
あの下の方からせり上げる音がなんともいえず心地いい。

こういう音楽を聞くと、人生も捨てたものではないと思う。

表現の自由が取り沙汰されている。
ニュースを見ていたら、京都造形芸術大学の教授が「誰も傷つけない表現にはほとんど意味がない」と言ったと書いてあった。
なんか、背筋が寒くなるような考え方だ。

今日のハモンドB3は人間が人工的に作った、アナログ電気楽器の芸術品だ。
あれが奏でる音楽は、それこそ誰もを感動させる音楽だ。

きっと教授は音楽を聞いたことがないのだろう。

そんな人に「表現」を語ってほしくないと思う。

ハモンド最高!



| | 考えたこと | 22:53 | comments(3) | trackbacks(0) |

コメント
私の中では、ハモンドオルガンといえば小曽根実さんですね。
10代の頃11PMは知らなかったけど、今はなき三宮そごう1階のミニステージで演奏されているのをよく聴きました。
http://kobejazz.jp/lagy_dad/vol04.html

亡くなられる少し前の映像がありました。
https://www.youtube.com/watch?v=EICrmEVFhSY&feature=share
| SA | 2019/11/03 9:56 AM |

そうなんですか。
小曽根真のお父さんですよね。
私が聞きに行ったのは浜田恵子さんです。
バンドのメンバーにギターの先生が入っていて、一度行って、今回二度目です。
ハモンド・オルガンは200キロほどあるそうで、会場に運ぶのも大変だそうです。
家に2台あって、1台がベンツが買えるほどの値段とのこと。
調べると、中でモーターがトーンホイールというやつを回していて、ピックアップで電気信号にした音を真空管で増幅して音を出しているという、アナログ満載な楽器だとわかりました。
ついでに、本体とセットになっているスピーカーまでモーターで回すという、ホントのアナログ楽器です。
デジタルにはない、あたたかい音がして、エモーショナルな演奏をしてくれました。
シンセで「ハモンド」というボタンを押して出る音とは全く違います。
ライブの途中で故障したことも何度かあるらしく、ここぞというところで音が出なくなって、号泣したこともあるそうです。
ジャズだけでなく、ポップスのスタンダードも演奏されて、いいステージでした。
ああいうのを聞くと、本当に心が洗われます。
オルガン、いいですね!

| suzy | 2019/11/03 10:28 AM |

Youtubeの映像がありました。

https://www.youtube.com/watch?v=z08Z_W-B-90


| suzy | 2019/11/03 10:31 AM |

コメントする









この記事のトラックバックURL
http://hdsnght1957kgkt.blog.bai.ne.jp/trackback/237747
トラックバック