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2019.06.28 Friday
アルプス13度
今日からG20大阪サミット。
そのニュースの後、ワールドニュースを見ていたら、フランスでの猛暑の事をやっていた。 気温45度になるところもあるそうで、学校は休校とのこと。 ヨーロッパが温暖化対策に熱心なのも理解できる。 アルプス地方では、毎年の気温が0度という標高で13度だと言っていた。 瞬間的だとはいえ、すごい上昇だ。 観光地が映っていたが、周りは当然雪だった。あれはどうなるのだろうか。 溶けて流れたら大変だろうと思うが…。 ハリケーンや台風の大型化や多発化など、世界中で起こっている異常気象。 毎年起こるから、異常かどうかわからなくなる。 これから台風シーズンだが、今年も大きいのが来るんだろうか。 地球の変化というのはすごくゆっくりだ。 あとで振り返って、こうだったのか、と理解するという感じ。 人間の経済活動が地球規模で行われるようになって100年以上。 石油を燃やして、CO2を出し続け、100年経ったらこうなった。 2100年の気温予測では、最悪6.4度の上昇があるという。 6.4度も上がったら、南極や北極の氷が溶け、台風は巨大化し、海の水位は上昇して陸地が減り…、とにかく大変なことになるだろう。 最良のシナリオでも1.5度ほど上がる。 2100年というと、今からたった80年後。 ぼくらの孫やひ孫の世代だ。 ぼくが生まれた頃、地球の人口は30億人と習ったが、今は70億人、そして2100年には109億人らしい。 人が増えると、経済活動は活発になって、温暖化は加速する。 人類は自らの手で地球の気温を変え、滅ぼしていくのだろうか。 温暖化の問題はアリとキリギリスの話に似ている。 後のことを考えず、楽しく過ごすキリギリスが今のぼくらだ。 そんなに悪気はないが、なかなか今の生活を変えられない。 なんでも、気温が上がると昆虫は大きくなるらしい。 そういえば、インドネシアで見たゴキブリはすごく大きかった。 科学の力で温暖化を止めることはできるんだろうか。 そう簡単には無理だろうなあ。 でも、暑くなったらエアコンのスイッチを入れてしまう。 日本は原発を止めて、火力をたくさん使っているから、電気はCO2フリーではないのだ。 幸いぼくらは「楽しいキリギリス」の時代でいなくなるが…。 G20のエライ人たちは、ちょっとは真剣になってきたのかもしれない。 |
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