考えたこと2

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AI時代に生き残る仕事
AIやロボットなどの新技術ブームで、それらが人間の仕事を奪うというような記事がたくさん出た。
ブームが少し落ち着いて、それほどのインパクトがあるのか、というような本もあった。
しかし、多くの記事で共通しているのは、確実に自動化や省力化が進むということだ。

東洋経済の特集では、人間がどんな仕事をしたらいいかというと、以下の4つの分野だという。

・感情ワーク 人間の感情に寄り添う仕事
・信用ワーク 人間の信頼があるからこそ成り立つ仕事
・創造ワーク ゼロから1を生み出す創造的な仕事
・職人ワーク 五感を活用する、高度な熟練技能が必要な仕事

感情ワークは、丁寧な接客や「おもてなし」のサービスなどで必要とされる。
逆に言うと、それに長けた販売員は生き残るが、そうでない人は機械に置き換えられるかもしれない。
高級レストランの接客サービスなどは、やっぱり特別なものになるのだろう。
一方で、ファミレスやファストフードなどは価格重視だから、そのうちロボットが席に案内して、タブレットで客が注文し、持ってくるのもロボットということになるだろう。
電子決済なら、客が席でタブレットを操作すればいいから、人手は要らない。
外食やホテル業界の人手不足は深刻だから、ロボットは必要だ。

信用ワークは、機械が信用できないという年代がいなくなれば、減るだろうなあ。
金融関係の営業など、人間よりコンピューターの方がマシ、と考える世代がどんどん増える。
弁護士や医師も、上位クラスは残るだろうが、下位の仕事は減るだろうと思う。
判例を調べるだけとか、検査結果を判断するだけというような仕事は、AIが強い。
結局、業務の質が変わり、少ない人数でやっていけるようになるだろう。
特に医療については、そうしないと、医療費が破綻してしまう。

創造ワークの多くは、データーサイエンティストのようなエンジニアの仕事が増えると思う。
何かを創造するための元になるデーターを作ったり、探し出したりする仕事だ。
この分野は本当に人が足りないと思う。

職人ワークは当分なくならないと思う。
人間の感覚は圧倒的に強い。
例として、美容師、理容師、マッサージ師、料理人などが出ているが、これらの仕事は「人」だろう。
身近な仕事で、職人芸が必要なものは強い。
逆に、工場の職人芸も残るとは思うが、ニーズはどんどん減っている。
3次元プリンタやセンサー技術の発達、AIの電子の目などの技術で多くは置き換えられると思う。

AIで人間の仕事が減るというが、減るのは1人分全体であることは少ない。
ある部分が自動化され、なくなるという感じだろう。
減った時に、何をやるかというと、これらの4つの分野の仕事が多くなる、ということだと思う。
対人スキルを磨くことやデーター分析、身体を使う仕事などの中から1つを選んで今からやっておくのも、自分の身を守るためには必要だ。

これからどんどん働く人は減っていき、仕事の質を変えないといけなくなる。

これからの人は大変だ。



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