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2019.02.01 Friday
脳測定マシン
川島教授というと、「脳トレ」を開発した人。
今は東北大学の加齢医学研究所というところにいる。 その先生が、脳の血流を可視化する装置を日立と共同で開発したらしい。 重さはたった30グラム。手のひらに乗る。 この機械を手に持って額に当て、スマホと無線で接続して脳の活動状況を測定できるとのこと。 今までの脳波を測る機械とはSN比が3桁違うらしい。 画期的な装置だと思う。 これをつけて、意識を集中させてドローンを操作したり、ゲームに応用することもできる。 昔、石森正太郎のサイボーグ009で出ていた、サイコキネシスみたいなものだ。 念じたら、ものが動く、というやつ。 小学生の頃、夢物語だったものが、疑似的に実現する。 瞑想のいいパターンがわかれば、それを実現するためのガイドも簡単にできそうだ。 ストレスを軽減するために、何をすればいいかとか、そういうのもできるのではないか。 もちろん、認知症の研究にも使えるかもしれない。 日本は世界でも最も高齢化が進むところだから、世界に先駆けて認知症予防をやれば、その技術を輸出して儲けることもできるかもしれない。 金の亡者だと思われるかもしれないが、それは必要なことだ。 日本はこれから若い人が減って、相対的に高齢化が進み、人口も減る。 国内の市場は縮小せざるを得ない。 そんな中で飯の種を見つけないといけない。 脳は人間の器官のうちで、最も未知なもの。 ロボットの開発にも、人工知能の開発にも、脳の仕組みを今以上に知ることは大事なことだと思う。 川島教授に頑張ってほしい。 |
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