考えたこと2

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エドテック
エドテックと言っても、江戸時代のテクノロジーではない。
エデュケーション・テクノロジーの略だ。

タブレットやパソコンを使って、習熟度に合わせて勉強を教えてくれるようなシステムができつつある。
学生の家庭教師も、もう不要になるかもしれない。
24時間いつでも利用できるし、わからないところは何度でも繰り返し学習できる。
おまけにその授業をやるのが非常に優秀な講師だとしたら、学校の存在意義すら薄れてくるだろう。
ブロードバンド化が進み、動画が簡単に送れるようになった今、本当に現実味を持ってエドテックを語る時代が来たと思う。
予備校業界では、もうすでにそういう時代になっている。
東進衛星予備校というところでは、教えるのが上手な講師の授業を各教室に配信している。
教えるのが下手な講師は要らない。
トップクラスの講師が一人いればいいというわけだ。

公教育では、リクルートがやっている「学習サプリ」というアプリを、実際に東京の小学校で使った実例がある。
実験の結果は以下のようになっている。

「本実証実験の特徴として、学習履歴から人工知能で生徒個人ごとの「苦手ポイント」を特定し、「苦手克服レコメンド」として「今、復習すべき講義」を生徒1人ひとりに提供するアダプティブラーニングの機能を両校で活用したことが挙げられます。これにより、生徒は自分専用の学習プランに取り組むことができ、対象の児童・生徒において全体の学力向上がみられました。」

今年度から、渋谷区の小学校には一人一台のタブレットが導入されるらしい。
きっと効果が上がると思う。

ちなみに、学習サプリの中学英語の授業を聞いてみたが、よくわかるものだった。
塾よりも安いし、効果も大きいと思う。

これからの時代、学校の役割とは何なのか、考え直す必要がある。
特にITから遅れている教員組織は見直すべきだ。

エドテックはその起爆剤になると思う。
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