考えたこと2

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ゲネプロ
一万人の第九で聞いた言葉。
本番の朝、リハーサルをもう一度行ったが、それのことを「ゲネプロ」と言っていた。
あまり英語らしくない響きだし、わざわざリハーサルと言わず「ゲネプロ」というのはどういうわけなんだろう。

Wikipediaによると、「ゲネプロ」はドイツ語のGeneralprobe(ゲネラールプローベ)の略称とのこと。
Generalは「総合」、Probeは「稽古」という意味だそうだ。
シンフォニーで「ゲネプロ」と略して使うケースが多いとのこと。
なるほど、やってるのが第九というクラシックだから、ゲネプロというのか。

結局、ゲネプロというのは日本語で言うと、「通し稽古」のことだ。
本番と同じように進行する。
曲順、登場するゲストなど、本番どおりだった。
でも、衣装は普段着で、厳密な意味でのゲネプロとは違った。

衣装なども含め、全く本番の通りにやるのが本来のゲネプロ。
英語では単なるリハーサルではなくドレスリハーサル(Dress rehearsal)と言う。
演劇界では英語のドレスリハーサルを使うことが多いということだ。

現場で実際にやってみて、照明や音響の具合も確認しないといけないし、ステージ上の位置決めやマイクの受け渡しなども確認しないといけない。
今年はインターネットで生中継したので、余計に気合が入っていたのだろう。
去年までは録画だけだったからカットも可能だった。

でも、ゲネプロという略語は日本だけ。
ドイツではゲネラールプローベと言わないと通じないらしい。

今や卒業アルバムも卒アルと略す日本だからなあ。

ウィーンから何人かコーラスに来ていたが、ゲネプロはわからなかっただろう。

だれか通訳したんだろうか…。


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