考えたこと2

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一万人の第九 練習1回目
昨日は「1万人の第九」の練習1回目だった。
西宮A教室は全部で300人。
いろいろと目からウロコの体験をした。
声楽の発声法だ。
それに約1時間弱をかけて行った。

肺にいっぱい空気をためた状態で発声する。
鎖骨のあたりから、みぞおちの横の横隔膜のあたりまで、空気をいっぱい吸う。
背中までグルっと回って肺を意識することが必要らしい。
胸を張って、骨盤の上に頭を載せる感じで立つ。
足の指で床をつかむ感じだと言っていた。
息を吐いた時に、骨盤の下の筋肉(骨盤底筋)と尾てい骨の回りの筋肉を使うらしい。
この感覚はわからないが…。

声をだす時に、みぞおちを出す(出る)という発声法。
いっぱいになった空気を押し出すという感じ。
昨日はできたような気がしたが、今日はできない。
音の高さは頭で考えればいいということだ。

口の中にたこ焼きを入れた感じで、その口の中のドームをキープする。
下と唇の動きで言葉を出す。
そして、声を前に出すのではなく、首の後(盆の窪)から出す、ということだ。

常に肺にいっぱい空気を貯め、あくびをした(リラックスした)状態で声を出し、大きな声を出すより響く声を出すとのこと。
鼻腔まで響かせるために、鼻をつまんで練習をしたりした。

コーラスの最初のパート(257小節)からの8小節のドイツ語の発音を確認して、パートの練習。
実際、そんなに歌うところはないので、ラクチンだと思う。
講師いわく、音楽よりも言葉が大事とのこと。
だから、ドイツ語の発音はちゃんと覚えよう。カタカナではダメということだ。
仕方ないから、発音記号を見た。
ドイツ語のWは英語のVの発音になるというのが慣れない。
"wo"は[vo:]と発音する。

最初のコーラスの歌詞は、

Daine Zauber binden wieder, was die Mode streng geteilt, alle Menschen werden Bruder, wo dein sanfter Flugel weilt.

これをカタカナ風に書くと

ダイネ ツァウベル ビンデン ヴィーデル ヴァス ディー モーデ シュトレング ゲタイルト アーレ メンシェン ヴェールデン ブリューデル ヴォー ダイン ザンフテル フリューゲル ヴァイルト

これを講師の先生が読むと、ドイツ語もなかなかカッコイイと思う。
この歌詞が第九の全てを表しているとのこと。
要は「全ての人は兄弟になる」ということだ。

テナーはオクターブの上がり下がりが激しくて、ちゃんと練習していかないと苦しい。

しかし、ああいうやり方で声を出せば、喉は楽というか使わない。
講師の先生一人で、300人の声よりも大きな声だった。
あきれた音量だ。

昨日が1回目。
あと11回。どうなることか…。

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