考えたこと2

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死後の世界
果たして死後の世界はあるのか。
だれも一度死んで生き返った人はいないから、聞いてみることもできない。
したがって、これは答えのない問いになる。

死後の世界を信じているという人は、よく夢枕の話をする。
亡くなった人が、夢に出てきてお願いをしたとかいう話だ。
ぼくの知り合いは、おじいさんがなくなってしばらく後、夢の中に出てきて、杖を持っていくのを忘れたから、持ってきてくれと言ったとのこと。
そういえば、木の枝を削って上手に作った杖が2本ほどあって、それを思い出して持っていってお墓の後ろに挿しておいた。
そしたら、もう出てこなくなったということだ。

それ自体は本当だろう。
でも、それを思うのは自分だから、死後の世界がある客観的な証拠にはならない。
だからといって、それを嘘だと決めつけることもできない。
決めるのは本人だからだ。

小林秀雄が言っていたが、科学では解明できないことを信じないというのは、よくない態度だ。
謙虚にそれを認めることが大事だという。
それが真の科学的態度かもしれない。

70年代は、そういうものを信じることが非科学的だとされた時代だった。
その後、だんだんとそれが薄れ、今はそんなことはない。
ポストモダンというのかもしれない。
一つの価値に縛られなくなった。

若い頃、そんなことは別にどうでもいい、自分には関係ないと思っていた。
でも、だんだんと自分にも関係があるという年齢になってきた。
最近はどうなんだろうかと思う。
人間とは、本当に自分勝手なものだ。

これを書いている時に、アマゾンのプレイリストから、ちょうど「アローン・アゲイン」が流れた。
よく聞いていると、後半の歌詞は父が死に、母も死んだという歌だ。
そして、「ぼくも、ビルの上から身を投げよう」という歌だったのか。
ずっと何となくいいメロディだと思って聞いていたが…。

こういう偶然が何となく身にしみる。

まあ、今のところは、死後の世界はあるかどうかわからない、としておこう。


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