考えたこと2

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専門家は誰だ
この頃ニュースを見ていると、専門家と称する人たちが出てくる。
たいがいはどこかの大学の「◯◯に詳しい✗✗教授」というような肩書で話している。
まるで、その人の意見が専門家全体の意見のように取り扱っている。
ここにもニュースの劣化があると思う。

だいたい出てくるのは、あまり聞いたことがない大学。
学部の名前も長いものが多い。
伝統的な法学や経済学、工学というようなものではなく、災害のことなら防災ナントカ学部とか、外交のことなら、国際コミュニケーション学部とか…。
文字数の少ない学部名では専門がわからず、学部名で選ぶからそうなるんだろう。

しかし、学部の名称が伝統的でないところは、だいたいは苦しい大学であり、募集が苦しいから学部名を変えて受験生にわかりやすくしている。
そういうところの先生は、ニュースで問い合わせがあったりすると、親切に答えてくれるんだと思う。
大学もそういうことを推奨しているんだろう。
宣伝にもなるから。

結局はニュースを流している局の意見に合うものを、専門家の意見として流している。
1人の専門家(もどき?)の意見を、「専門家はこう言っています」と報道する。
専門家の選択の基準や業績などは全く明らかにされない。
時々、ほんまかいな、というようなことを言う「専門家」もいる。
だいたい、そういうときに出てくる「専門家」は、60歳をはるかに超えているように見える。
とても、海外の最新動向などをおさえているとは思えない。

だから、単に「◯◯に詳しい専門家」と紹介した場合は、話し半分で聞いたほうがいい。
だいたいは当たり障りのないことしか言わないが…。

◯◯という著書を書かれた✗✗とか、本当に視聴者が知っているような専門家なら別だ。
でも、そういう人はなかなかつかまらない。

単に「専門家」と紹介されたら、その意見は局の意見だと思ったほうがいい。

あたかも、それが正しいと言いたいのだ。

そういうことに騙されないように。


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