考えたこと2

2024.9.24から、今までhttp:で始まっていたリンクが、https:に変わります。申し訳ありませんが、リンクが見られないときは、httpsに変えてみてください。
CALENDAR
<< April 2025 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
+RECENT COMMENTS
+CATEGORIES
+ARCHIVES
+PROFILE
+OTHERS
記憶のメカニズム
脳波や実験結果などから、記憶のメカニズムがわかってきた。
アメフラシという軟体動物に電気刺激を与える実験で、メッセンジャーRNAが新しい記憶を作るということが解明された。
DNAレベルでいうと、人間とそんなに違わない。

その結果から、逆に記憶の固定化を阻害する薬ができた。
ある手順を踏んで、薬を飲むと効果がある。
今までクモが怖いと思っていた人たち20人が、毒グモのタランチュラを平気で触れるようになるのだ。
BSのドキュメンタリーを見て、ホントにビックリした。
薬を飲んで、たった一日であれほどクモをこわがっていたのに、手の中にタランチュラを持っている。
科学の進歩は恐ろしい。

逆に、全くウソの記憶を人に植え付けることもできる。
冤罪の構造だ。
やっていないことでも、何度も記憶に植え付けることで固定化するのも、実験で証明していた。

アメリカのすごい記憶力を持つ11歳の少年も紹介されていた。
彼は11歳だが、物心ついてから、何年の何月何日に何をしたか、ということをすべて覚えている。
彼の記憶を呼び覚ますメカニズムを検査していた。
これで、またいろんなことがわかるだろう。

研究者は「人間の脳には彼のように、すべてを覚えておく力もある」ということを言っていた。
でも、普通の人には「忘れる力」があるのかもしれない。
その力が後からできたものか、それとも違うのか、どうなっているのだろう。

これらの研究が進めば、いろんな恐怖症が克服できるようになる。
記憶力を上げることもできるようになるかもしれない。

人間といえども、物理反応や化学反応で動いている。
その仕組がわかれば、何でもできるようになるのは必然だ。

しかし、ここまで進んでくると、倫理の問題も出てくる。
遺伝子の編集やこの記憶の研究なども、どこまでやるのかと思う。

宗教や神の問題だ。

21世紀はそういうものが今までよりも大事になる、というか、大事にしないといけなくなる時代。

紛争のもとにもなってはいるが…。

| | 考えたこと | 00:32 | comments(0) | trackbacks(0) |

コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://hdsnght1957kgkt.blog.bai.ne.jp/trackback/236600
トラックバック