考えたこと2

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グーグルの強み
ぼくら一般ユーザーにとっては、グーグルは何でもタダでできるのがメリット。
クラウド上で文書や簡単な表計算をやったり、プレゼン資料を作ったりできる。
写真を貯めておくこともできる。
今やニュースでもGoogleマップの写真が出てくる時代。
これにかかった経費は莫大だろう。
それでも、タダで提供する。
どこの地点を検索したか、という情報を獲れば広告のネタになるからだろう。
こういうやり方で、ユーザーを増やして嗜好をつかみ、そのユーザーに対する広告で儲ける、というビジネスモデル。

でも、それだけではない。
そういうデーターを集めることで、世の中にどんなデーターがあるのかがわかる。
写真なら、みんながどんな写真を撮っているのか、サンプルがいくらでも手に入る。
それをきっとAI(人工知能)の深層学習に使っているのだろう。

深層学習というのは、脳のアルゴリズムをコンピューターに入れて、あとは膨大なデーターをコンピューターに見せて、文字通り人間がこうやって学ぶ、というやり方でコンピューターに学ばせるやり方だ。
ここで一番大事なのはデーター。
そんなに膨大なデーターを人工的に作るのは難しい。
だから、みんなが作ったデーターを集めるのだと思う。
一人ひとりが撮った写真や書いた文章は偏りがあるが、それが何百万人、いや何千万人分集まれば、コンピューターに学習させるだけのものになる。

ぼくも去年からGoogleフォトを使い始めた。
勝手に画像データーを吸い上げてくれて、それをアルバムに作り分けてくれたりする。
テーマごとに分けることもできる。
一旦入れたらどこからでも見ることができるし、いろんな端末で写真を撮る人はそれをコンピューターに繋いだら勝手にデーターも吸い上げてくれる。
これらの写真で、AIに学習させれば、どんどん賢くなる。

人間はネコの顔を識別できるが、それはネコはこういうものだ、というイメージを頭のなかに持っているからだ。
猫の顔を言葉で正確に言葉で説明するのは難しい。
でも、顔を見ればわかる。
AIは今やネコの種類まで識別できるようになったらしい。

そんなデーターを集めるために、Googleはタダでデーターをクラウドに置かせてくれる。

グーグルがAIに強いのにはワケがある。
そこら中を走り回ってデーターを集めなくても、みんながどんどん入れてくれる。
そのうち、人工知能はあらゆるものを見て、識別できるようになるだろう。

それはいつのことだろうか。
もう目前に来ているのかもしれないぞ。

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