考えたこと2

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50代から始める知的生産術 外山滋比古 だいわ文庫
外山滋比古の本は何冊か文庫で読んだ。
この人は英文学をやっていたが、日本語の研究をやって、そして発想法とか、学び方とか、思考の整理法とか、いろんなことを書いている。
いくらか年をとって、「人生二毛作」ということを言い出した。
自分が結果的にそういう道をたどってきた、ということだろう。

この本はその「人生二毛作」をすすめている本。
著者はもう91歳。毎日朝6時前の電車に乗って、皇居の散歩に行き、8時過ぎに帰ってきて朝食をとり、図書館に通って原稿を書き、月に何度かの会合に出ていて、老いを感じさせない。
書いてあることを読んでみると、とても91歳の人が書いているとは思えない。

健康維持のために、というよりも楽しみとしてのウォーキングだという。
そのためには、「型」を作らないといけない。
定期を買って、毎日行く、少々の雨でも行く、というような「型」づくりが大事だという。
たしかに、91歳にしてこの元気、ウォーキングのおかげだろうと思う。

これだけ元気な老人には、どうやったらなれるか、というのが、この本だろう。
そう簡単には人生二毛作にはなれない。
実際、筆者も「人生二毛作」を説明するためには、自分の他によい見本がないという。
それで、自分が見本になった。

いろんなノウハウが書いてあるが、元気な80歳に向けてと言っても、そう簡単にはできないことばかり。
おまけに、自分の年齢を考えると、もう手遅れというようなこともある。

この本に書いてあることは、どれもそう簡単にできることではない。
人生の終盤にさしかかって、こんなに元気な人もいるのか、ということだけでも勉強になる。

読めばヒントになることが書いてある。

ぼくは本の中で紹介されている内田百?の本を買おうと思った。

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