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2015.10.21 Wednesday
火星の水
こないだ、火星からの帰還という記事を紹介したが、火星に送った人類が帰ってくるためには火星の水を利用しないといけないということだ。
だから、今探査機を送って、水があるかどうか、どこに水があるのかを探査しているのだろう。 そして、ついにNASAは火星の斜面に水が流れている証拠を見つけたと発表した。 それは、斜面に沿ってできる黒い筋のようなものだ、という。 季節によって出たり、消えたりする。 化合物が含まれる水が流れたあとらしい。 だから、斜面にそって下っていくのだろう。 それが火星表面の異なる4箇所で発見された。 太古の火星に水があったことは、その地形から明らかだという。 山があって、谷がある。 その当時は、今よりも暖かく、水が豊富にあった、という。 当時の火星は赤色ではなく、今の地球のように青かったのかもしれない。 でも、現在の火星に液体の水がある、というのはまだわかっていなかった。 この黒い筋は有力な証拠になる。 水源はわからないが、どうも水がありそうということになると、NASAの有人火星探査計画も現実味が帯びてくる。 2030年半ばまであと20年。 人類が月に立ってから、60年ほど先になる。 次に人類が立つ星は火星になるだろうか。 その時、火星の景色をネットで見ることができるだろうか…。 |
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