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2015.10.07 Wednesday
報道中継
最近のニュースを見ていると、「これ、スマホで撮ったんちゃう?」という画面が出てくる。
もちろん、視聴者からの投稿はそれでいいのだが、記者の中継などでも時々ある。 それだけ、スマホの画像がよくなり、インターネットも整備され、便利になったということだ。 市販のビデオカメラなら、普通の絵なら、プロ用との違いはわからなくなった。 海外では、取材の記者がセルフィー(自撮り)で中継をするところも出てきたとのこと。 自撮り棒やスマホ設置の道具を持って行き、取材者が1人でやる。 今までなら、中継車が行き、カメラマンと記者の最低2人が必要だった。 しかし、これなら中継車も要らないし、カメラマンも要らない。 すごいコストダウンだ。 クルーは要らない。 記者がスマホと自撮り棒を持っていけばいい。 最新の機器なら、画質もよくなり、そんなにカメラと違わないという。 中継ではなく、ビデオ撮りならもっと簡単だ。 何度でもやり直しができるし、スマホを見てすぐに確認もできる。 そのうち、どれがスマホの中継かわからなくなるかもしれない。 いろんなところにスマホが使われていく。 まさか、こんなところに、というところにも使われる。 アップルが最初にiphoneを出したのが2007年。 確かに便利になったが、あれから8年、まさかテレビ中継がこれ1台でできるようになるとは誰も思わなかっただろう。 今やレポーターに撮影のトレーニングを行う時代。 これで、またカメラマンの仕事が減った。 こんな風にして、技術の進歩が仕事のあり方も変える。 こないだドローンに積んだカメラで撮った映像をみたが、狭い通路をすごいスピードで飛んでいるのだろう、そういう映像だった。 今までならCGでないと撮れないような画像が、リアルに撮れるようになる。 きっと映画でも使われるようになるだろう。 カメラの性能が上がり、手ブレも補正できて、小型化され、ドローンに積むことができて、ラジコンで動かせる世の中だ。 これからの映画は空からの画像も増えるだろう。 ドローンで簡単に撮れるからだ。 そうなると、今までクレーン車を使っていたのが、ラジコンでできる。 今の小学生が職業に就くとき、半分以上が今はない職業、というアメリカの研究結果がある。 それもそうかもしれないなあ。 |
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