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2015.08.24 Monday
島根県
遅い夏休みをとって、家族で島根県に行ってきた。
出雲大社に一度行ってみたかったからだ。 クルマで中国道を走って、鳥取県から島根県に入る。 宍道湖を見ながら出雲に入る。 大きな鳥居が3つあって、まっすぐの参道が続いている。 途中に因幡の白兎と大国主のミコトの石像などがあって、本殿に続いている。 神殿にお参りをして、出雲大社を出る。 神社の方が寺よりもすっきりしていて好きだ。 七面倒臭い説明や解説などなく、お参りをするだけ。 本当にあっさりしていて、気持ちがいい。 島根県に行ったのには、もう一つ目的があった。 人口が少ない県で、松江市などはどんな感じなのか見たかったからだ。 松江市は宍道湖と中海にまたがっている県庁所在地。 市役所と県庁のそばに松江城がある。 雨の中、小さな天守閣を見て、こじんまりしたいい城だと思う。 しかし、島根県の人口が69万人。 松江市の人口が20万人ほどだ。 工場も少しあったが、本当に農業と公務員、食堂や小売などのサービス業がメインという気がした。 湖に囲まれたすごくいい都市なんだが、何でこんなに人口が少ないのだろう。 冬は雪が降るんだろうが…。 県のホームページを見ると「今後とも、企業誘致の推進、観光振興、島根の特色を活かした売れる農林水産品づくり、県外からのU・Iターン対策などをさらに推進してまいります」と書いてある。 これは人口減少の厳しい地域ならどこでも同じこと。 その上で、どんな施策をやるかだが…。 インターネットの発達で、情報の距離はほとんどなくなった。 そういうものを生かして、何かできないのだろうか。 そんなことは、もうとっくに考えているのだろうか。 間違いなく、住むところは安い。 でも、情報集約の小売であるコンビニは少ない。 都市銀行も少なかった。 高いビルも少なく、都市にずっと暮らしている人にとっては、だいぶ違う景色だろう。 どうやって地方創生していくのか。 地方の知恵を本当に集めないといけないぞ。 |
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