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2015.02.26 Thursday
Selfie
カメラ付きのスマホが定着して、新しい言葉ができた。
"selfie"という。日本語では「自撮り」になる。 まあ、ノートパソコンでも今は液晶ディスプレイの上にカメラがついていて自撮りできるようになっているから、スマホに限ったわけでもないのだが…。 Weblio辞書みると、「セルフィーとは、自らを被写体としてカメラで撮影すること、および、そうして自分を撮影した写真や写真画像のことである」と書いてあった。 2000年頃からこの言葉が出始め、2013年にはOxford English dictionaryに載ったとのこと。 Oxfordには「ソーシャルメディアに投稿するためにスマホのカメラで撮影すること」がセルフィーの典型的な事例で出ているとのこと。 フェイスブックなどを活用する若い人たちが、そういう言葉を広めたのだろう。 そういえば、フェイスブックの載っている画像など、自撮りらしいものがたしかに多い。 最近は自撮り用のスティックも売っている。 これは棒の先にスマホ(デジタルカメラでもよい)をとりつけて、背景を入れて自分を撮るものだ。 グループ写真など、メンバーが欠けずに撮れる。 今のスマホは両面にカメラが付いているものも多いが、自分側のカメラはやっぱり絵がイマイチだから、裏側のカメラで撮ろうというニーズに合わせたものだろう。 世の中がブロードバンドになったおかげで、画像のアップは簡単だ。 だから、スマホで撮る。 そのまま、ソーシャルメディアにアップすることができるからだ。 カメラがスマホについて(スマホにカメラがついた、というべきか)、世の中変わった。 みんながカメラマンであり、動画も撮れる。 災害時にはたいていスマホで撮った動画が流れる。 大学のゼミなどでは、消そうとしたら「ちょっと待って」と声がかかって、ホワイトボードを撮る。 企業でも、会議の議事録はホワイトボードの写真だったりする。 これも、いろんなソフト、ハード技術の複合の結果だ。 ブロードバンド、高集積化(小さくなる)、ソーシャルメディア…。 これから、どうなっていくのだろう。 |
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