考えたこと2

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ラーメンという食べ物
最近できたラーメン屋に2軒ほど行った。
どうも、ラーメン屋という雰囲気ではない。
ラーメンという食べ物のイメージがだいぶ変わったらしい。

中に入っても、静かである。
「いらっしゃい」というような声も小さい。
なんとなく厨房にいる人達もおとなしい。
要は、ラーメン屋にしては元気がないのだ。
もちろん、ぼくがラーメン屋に求める元気の「期待値」というものがあって、それよりも下という意味だが…。

もともと、ぼくらの20代のころから、「天下一品」などのラーメン専門のチェーン店ができはじめ、そのころからラーメン屋がメジャーになり始めたのだと思う。
それまではラーメンには専門店などなく、中華料理屋で食べるものだった。
「中華そば」というのが正式名称だったかもしれない。
だから、この変化はその後30数年かけて起こったものだろう。

ついでに、ラーメンのチェーン店を調べてみたら、知らない名前がたくさんあった。
でも、ぼくが知っているのは天下一品だけ。
それほど目を引かないのかもしれない。
今やラーメンは個人経営の時代に入ったのかもしれない。

ラーメンブロガーというのもいるらしい。
ラーメン屋を回って、味の感想を書いてアップしているという。
あるランキングで2位の人のデーターベースを見たが、2008年8月からで1970店回っていた。
6年半ほどだから、2372日。
8割以上の日数は一日一食、行ったことのないラーメン屋でラーメンを食べていたということになる。
そういえば、近所にオープンしたラーメン屋も、オープン前に特別に人を呼んでプレオープンしていたが、あれはそういう人たちを呼んでいたのかもしれない。
プレオープンとは、けったいなラーメン屋やなあ、と思ったが…。

ニュータイプのラーメン屋は、いろいろと工夫している。
出汁は醤油、ミソ、塩、鶏ガラなど、いろいろある。
つけ麺もあれば、替え玉もある。
チャーシューだけでなく、貝が入っていたり、トマトが入っていたりする。

入店したら券売機で食券を買う。
ラーメンだけなんだが、何種類かある。
券を買って渡すのだが、買う前から券売機の前で待っている。
これなら、直接払ったほうが早いと思うのだが、ニュータイプにはこだわりがあるのだろう。
お金を扱うと、不潔だという感じもある。
ニュータイプは清潔なのだ。

ぼくの考えでは、とてもラーメンとは思われない食べ物まで、ラーメンになっている。
普通のラーメンを食べたくても、なかなか食べられない。

難しい分野になってきたなあ。

ごく普通のラーメンが食べたくなったら、中華料理屋に行かないといけない。

これが現代。



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