考えたこと2

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ダイバーシティ・マネジメント
今の会社は大変らしい。
会社の中には、いろんな人がいる。
その、人の問題だ。

世代間で考えていることが違う。
高度成長時代はそんなに大きな差はなかった。
でも、今はインターネット以前と以降の人もいるし、高度成長を知っている人、バブルを知っている人もいれば、バブル崩壊して低成長時代しか知らない人もいる。

インターネット以前と以降の差は意外と大きいと思う。
メールの書き方や何かを調べる時の行動、電話やFAXの使い方など、違っていることが多い。
それにつれて、ものの考え方も違ってくる。

仕事というものへの考え方も違うだろう。
会社は定年までいるのが当たり前と思っている古い人と、スキルをつけて転職するのもアリだと思っている新しい人がいたりする。

女性の登用ということに関して、保守的な古い人もいるだろうし、積極的にやっていこうという新しい人もいるだろう。
女性上司の部下にだけはなりたくない、という人も実際にいた。
産休や育児休暇などの子育てに対する協力という新しいものも出てきた。

さらに、国が違う人もいる。
国が違えば、仕事に対する考え方も違うし、価値観も違う。

正社員の他に、非正規の人もいる。
派遣の人、パートの人、嘱託社員等の人、同じように働いていても、身分や待遇が多様化している。

アフターファイブの付き合いに対する考え方が違う人もいるだろうし、出世に対する考え方が違う人もいるだろう。

昭和の時代からみると、世代間、国別、性別など大幅に考え方の違いが大きくなった。
要は価値観が多様化したということだと思う。
これを称して、ダイバーシティ(多様性)が増えたという。

そして、そんな状態で、どうやって組織のベクトルを合わせていくか、というのをダイバーシティ・マネジメントというらしい。

そして今、ダイバーシティ・マネジメントが難しくなっているという。

低成長の現在、会社を伸ばしていくためには、組織のベクトルを合わせ、やることを決めて実行し、それを検証して、ダメなものは修正するか、それともやめるかを決めていかないといけない。
そうするためには、目的をちゃんと理解することから始めないといけない。
でも、ちゃんと目的を理解してやる人もいれば、言われたからやる、という人もいるのが実情。
さらに、ちゃんと目的を理解させる上司もいれば、いい加減な上司もいる。
昔からそういうことはあったのだが、価値観が多様化して、それがひどくなったのだと思う。

では、どうしたらいいか。
コミュニケーションをよくするしかない。
だから、新入社員に求める能力の1位がコミュニケーション能力になっている。

ダイバーシティ・マネジメントでは、コミュニケーションの仲立ちをする能力が大事だということだ。

会社も難しくなった。


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