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2014.04.19 Saturday
ネコの能力
こないだテレビを見ていたら、ビルの6階から落ちるネコのビデオがあった。
誤って落ちたのだろうが、空中で両手両足を広げて体制を整え、空気の抵抗を受けて落下速度を落とし、無事着地して何もなかったように歩いて行った。 これはすごい! ネットで見てみると、ネコにも個体差があって、3〜4階ならたいがい大丈夫らしい。6階から落ちても大丈夫というのは、珍しいのかもしれない。 しかし、3〜4階でもたいしたものだ。 身長の10倍以上の高さから落ちても、大丈夫ということになる。 ネコの身体は特徴があって、骨と骨が靭帯でつながっていない。 筋肉でゆるやかにつながっている。 だから関節が柔らかいのだろう。 また、脊椎の骨の数が多い。 椎骨というだが、これが60もある。 人間は34、イヌは30だから、倍だ。 人間やイヌよりも背骨を大きく曲げることができる。 昔ユースホステルをやっている寺に泊まった時、子ネコがいた。 グレーのトラネコで、すごく可愛らしいネコだった。 20畳くらいの広間で、客はぼくらだけだった。 そこで座布団の上で、ネコと遊ばしてもらった。 まだ子ネコなのに、逆さま向けに落としても、空中でくるっと回ってちゃんと着地する。 人間よりも三半規管が優れているのだろう。 ちゃんと上下を判断して、足を下にすることができる。 あの時は感心した。 イヌは人間の役に立つペットになった。 もちろん、訓練が必要だが…。 ネコもネズミを取ったりするが、イヌほど役に立たない。 もともと群れで行動しないからだろう。 リーダーの言うことを聞かない。 それでも、人に懐くからペットになった。 でも、ネコには人に飼われているというつもりはないと思う。 そこがいいのだ。 |
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