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2012.10.12 Friday
アホなこと
時にはアホなことをやるのが好きだ。
アホなこと、というのは親しみを込めて、「アホなことやってるなあ」という意味のアホなことである。 やっている方もそれがアホなことだと分かっている。 それでも、いちびってやっている。 どちらかというと、アホなことを楽しんでいる。 落研の時はよくやった。 当時落研はもう市民権を得ていたが、それでも落語をやること自体、アホなことやってる、と思われただろう。 それが何となく楽しかった。 そのメンバーで、延々としりとりをしたり、一人ずつのテーマソングを作ったり、市バスの中で大きな声で芸名で呼んだり、夜中まで部長選挙をしたり、とんでもないホラを吹いて、新入生をだましたり、自分は試験の答案に、こんなことを書いて単位をもらえたという自慢話をしあったり…。 アホなことをやるのが、楽しかったし、何となく誇り高かった。 そういう年代だったかもしれない。 今でも、アホなことがやれる人が好きだ。 そこに、人間の価値の大きな部分を置いている。 なぜなら、アホなことは人間にしかできないからだ。 本能に従って生きている動物には、アホなことなどない。 だから、アホなことはできない。 人間だけがアホなことができる。 それが、愛すべき人間だと思う。 |
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