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2012.07.20 Friday
若い人の就職先
今日は何社か会社を回ってきた。
以前から気になっていたのが、海外の人材の問題。 母国語と日本語と英語が話せたりする。 やる気もある。 こういう人と競争しなければならない日本人の若い人は気の毒だ。 そう思っていたら、今日行った先も海外の進出を考えているという。 人数は100人以下の商社。 商品の売り先がメーカーの工場であり、そこが海外に行く、ということでどうするかという事になった。 結局国内に留まっていてはじり貧だ。 どんどん得意先がなくなっていく。 だから、ウチも海外に進出ということが計画された。 まだ明確には決まっていないが、採用は先にしておこう、ということになる。 ということで、アジアの人が採用された、という話。 これは必然だ。 同時に大変な事でもある。 日本人の若い人の席が一つ減ったということ。 その席は二度と埋まらないだろう。 海外進出は止まらない。 いずれ、世界中の労働者の賃金格差がなくなり、どこで作っても一緒、ということになるまでそれは続く。 また、そうなったら、より需要のあるところで作るということになるから、やはり当面はアジアで作ることになるだろう。 日本でなければ作れないものを作らないといけない。 世界中の人が、少々高くても、これがほしい、というようなものだ。 または、モノづくりではなく、サービスや形のないものもある。 また、農産物でも、海産物でも、その加工物でもいい。 日本の自然が育んだものだ。 クールジャパンの代表、アニメやキャラクタービジネスもありか。 どうしてもダメなら、自給自足の生活か。 そういうことを考えると、原発は当面動かさざるを得ないと思う。 もちろん、将来どうするかは議論して決めればいい。 香山リカの「原発維持や推進をしようとする人は、 私、精神科医として見れば心のビョーキに罹ってるヒトたち」というようなワケのわからない発言はどうにかしてほしい。 この人の方が、よっぽど「心のビョーキ」だろう。 若い人が就職できない社会はいずれ崩壊するぞ。 |
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