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2012.07.08 Sunday
ウィンブルドン
今年のウィンブルドンもいよいよ佳境に入ってきた。
あとは決勝を残すだけ。 何といっても、シャラポワが負けたのが悔しい。 今年は全仏で勝って、復活したかと思ったが、残念。 シャラポワのガッツを全面に出すところ、力まかせにフォアでドライブするところが好きだ。 男子はフェデラーが決勝に進出した。 このところ、ナダルとジョコビッチが優勝していて、フェデラーは影が薄かった。 しかし、この大会、ナダルが序盤で消え、昨日フェデラーはジョコビッチに勝って堂々の決勝進出。 この人のテニスは華麗という言葉が似合う。 シングルハンドのバックでラインぎわにリターンを決める。 蝶のように舞い、蜂のように刺す。 ぼくがウィンブルドンの勝負で印象に残っているのは、1980年のボルグとマッケンローの決勝だ。 あのころ、まだ珍しかった両手打ちのバックで、ボルグが出てきた。 マッケンローはわるガキのような選手で、審判に悪態をつくのがいつもの調子だったが、ウィンブルドンではそれを抑えていた。 息詰まる熱戦とはこのことだ。 最後はタイブレイクがなかなか終わらない。 ボルグが最後のショットを決めて、コートにうずくまった場面がまぶたに焼き付いている。 あれから、ラケットの材質も変わったし、フィジカルトレーニングの方法も変わっただろう。 今YouTubeで見ると、テニスウェアもラケットも古臭い。 しかし、あれはいい試合だった。 今年の決勝はどうなるか。 フェデラーが勝つか…。 |
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