考えたこと2

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年をとること
年をとると、いろいろなことが起こる。

肉体的には老眼になるし、足腰も弱るし、食事の好みも変わる。
精神的には感動がなくなり、どんどん保守的になる。
要は今までの自分の経験に基づいた行動しかできなくなる。

最近それがひどくなったらしい。
ひとことで言うと、頑固になった、ということだ。

気がついてみると、何かを指摘されたら、それに対して反論し、自分の意図をわからせようとしている。
これが頑固になった、ということだろう。
自分では人の考えを受け入れていないという気はない。
でも、自説を曲げるということはしない。
なぜそうなったかを一生懸命説得する。

気づいたら、そういう行動が多くなるというのが、年をとるということなんだろう。

ああいやだ、いやだ。
絵に描いたような年寄りになろうとしている。

小林秀雄が、年をとらないと語れないことがある、と言っていた。
現代は、合理的になりすぎて年齢がなくなった、と。
年をとったら、とった如く語るのが本当の思想だ、ということだ。
合理的な思想などない、というようなことだったと思う。

その境地に入れる人は少ない。

普通の頑固親父になるのがほとんど。
自分の経験に固執し、それを主張する。
たまには正しいこともある。というより、言っている本人は常に正しいと思っている。

これが難しい。

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