考えたこと2

2024.9.24から、今までhttp:で始まっていたリンクが、https:に変わります。申し訳ありませんが、リンクが見られないときは、httpsに変えてみてください。
CALENDAR
<< April 2025 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
+RECENT COMMENTS
+CATEGORIES
+ARCHIVES
+PROFILE
+OTHERS
過去の自分
養老孟司が過去の自分というものは、今の自分とどれくらい同じか?という話をしていた。

http://www.kms.ac.jp/~hsc/izumi/diet/necessity/speed.htm によると、

  入れ替わりの早い成分 遅い成分
脳 1ヵ月で約40% 約1年
胃の粘膜 3日  
腸の微絨毛 1日  
肝   臓 1ヵ月で約96% 約1年
腎   臓 1ヵ月で約90% 約1年
筋  肉 1ヵ月で約60% 約200日
皮   膚 1ヵ月  
血  液 4.5〜5Lの血液は100〜120日間ですべて入れ替わります.
骨 幼児期では1年半,成長期2年未満,成人2年半,70歳以上は約3年で入れ替わります.

ということらしい。

養老孟司も言っていたが、1年経てば身体の中身で同じものは残っていないということだ。

身体を構成するものは全部変わっても、自分は自分。
結局そう思っているのは、自分の脳みそらしい。
しかし、その脳みそを構成している成分も1年で入れ替わる。

よく考えると、本当に不思議な事実。

細胞が入れ替わっても、考えていることは同じ。
昔の事も覚えている。

寝ているときに脳が消費する酸素量は、起きている時と同じらしい。
休んでいるのは意識であり、脳は寝ている時もずっと仕事をしている。

こう考えると、人間はどういう生き物かわからなくなる。
意識のあるのは2/3程度。
意識のないときの人間は動きはしないが、何かしているらしい。

それでも、この身体は自分の身体だとわかるのは、なぜだろう。
どうやって引き継がれるのだろう。

養老先生の問いは不思議だ。

| | 考えたこと | 22:06 | comments(0) | trackbacks(0) |

コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://hdsnght1957kgkt.blog.bai.ne.jp/trackback/234790
トラックバック