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2012.01.20 Friday
ぼくらの時代
以前小田和正の「僕等の時代」という曲が好きだと書いた。
正確には、オフコースの曲だ。 なぜかあの歌の一節がずっと頭に残っている。 もうそれ以上そこに 立ち止まらないで 僕等の時代が 少しずつ今も動いている あなたの時代が 終わったわけでなく あなたが僕たちと 歩こうとしないだけ この歌は、いつの時代でも若い人が抱く思いを歌っていると思う。 シングルB面の曲だったが、出だしのサビの部分からハイトーンで歌う、この歌はいい。 Youtubeにライブで歌うオフコースの動画があったが、もう鈴木康博はいなかった。 この曲は小田が鈴木の事を歌った歌ではないかと思う。 あの頃に戻って やり直したいこと 誰にでもそれぞれ 心のなかに 鈴木はきっと武道館で10日間のコンサートをやり、そこで自分の音楽と違うことを確信して脱退したのだろう。 もともとギター弾きで、どちらかというとフォーク調の曲が多かった鈴木は、小田の路線についていくのに疲れたのだと思う。 この後、小田はアメリカに行って、レコーディングするが鳴かず飛ばず。 小田には壮大な野望があったと思う。 そういう鈴木への思いを込めて、この曲を書いたのではないか。 去年の「クリスマスの約束」も、一昨年と同じく、若いミュージシャンたちを中心にした30分近いメドレーだったが、今年は鈴木と二人で何かやってほしい。 もう60歳を超えたのだから、笑ってあの頃のハナシをしてほしい。 どちらも口下手みたいに見えるから…。 |
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