考えたこと2

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震災に思う
1月17日は阪神大震災の日。

去年の東北の大震災もあって、今年はそちらの方への激励もされた。
今でも、朝の6時前に起きたあの地震のことは忘れられない。

中には地震の後、人災もあったと思う。
官僚機構の弊害もあったと思う。

しかし、もっと大きな災害がある。
今の年金だ。
1960年当時、若い人11人で65歳以上の人を一人支えていた。
今は3人ちょっとである。
制度は1960年あたりの数字で設計している。
それでお金が余り、厚生年金会館や国民宿舎、福祉施設などが建てられた。

こうなることは15年以上前からわかっていたことだ。
11人で支えてもらった一人と、3人ちょっとで支えてもらっている一人に、同じ年金制度を適用できるはずがない。
こういう状態が震災のように起こったなら、仕方がない。

しかし、どう考えても予測可能な事だ。
それをようやく何とかしようとしている。

政治家というのは、既得権者が四の五の言っても、未来を考えてちゃんと決断出来る人の事を言う。
みんな老人の票が欲しいから、年金制度改革に反対するひとばかりで、本当の政治家はいない。

これは震災などに劣らぬ人災だ。

若い人が気の毒だと思わないのか。

日本人は震災などが起こったときに、暴動も起こさず、たいしたものだ、と言われる。
それは美徳だと思う。
しかし、今の状況をみて、若い人が黙っているのが不思議である。
国民年金は払わない、という無言の抵抗をしている人はいるが、大多数は黙って払っていると思う。

その状態にあぐらをかいて、厚労省の犯罪的行為は続く。

これでいいのか。


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