考えたこと2

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為替レート
正月にテレビでスイスの事をやっていた。

プライベートバンクという個人資産の運用専門の銀行があって、世界のお金の20%以上が集まっているという。
スイスはEUに参加していないから、まだスイスフランというお金がある。
ユーロ危機で、スイスフランが高くなり、今困っているらしい。
個人は国境を出て、ドイツなどの外国で日用品を買う。
毎朝、為替レートをチェックして買い物をするらしい。
スイス国内で買うよりもだいぶ安くなる。

同じリクツで言えば、日本もそのはずだ。
これだけ円高でユーロ安だから、ヨーロッパからの輸入品は安くなるハズだが、そんなに変わらないような気がする。
実際に外国に行かないと、円高のメリットは享受できない。

アメリカの品物もアウトレットなどでは安くなっているが、円高を享受できるほど安くならない。
為替のリスクヘッジのために、いろんな手を使っているから、ということか。
国内ではなかなか安くならない。

だから、スイスでも国外に出かけていくのか。
残念ながら、日本では電車で海外に出て行ったり、パスポートなしで簡単に出ることもできない。

島国のデメリットだ。

この為替レートでお金の価値が増えたり減ったりする。

今の円高は、ドルとユーロが怪しいから、一時的に通貨が円に避難しているということらしい。

どんどん世界は狭くなっているが、まだ国はなくならない。

「エントロピーは増大する」という原理に従うと、国境もなくなって、世界中同じような状態になるはずだが、それには無限の時間がかかる。

しかし、世界を統一できるとしたら、お金の力かもしれない。
もうすでに、国の意思とは関係なく、お金は動いている。

ひょっとしたら、人間の発明で一番のものは「お金」かもしれない。


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