考えたこと2

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大人の象徴
ぼくらが子どもの時は、万年筆が大人の象徴だった。

大人は万年筆を持っているものだった。
父も母も持っていた。

今の子どもは欲しがらない。
使い方がわからないという。
別に書くものはたくさんある。
ボールペンの方が便利だ。
ゲルインキのボールペンは書きやすい。

小さい頃、母の万年筆をこっそり使った。
パーカーの万年筆。
大人の筆記具を使っているという、わくわくする気持ちがあった。
もちろん、今のように300円程度の万年筆があるはずもなく、舶来の高級品だった。

そのうち、日本製も良くなって、カートリッジに小さな玉が入っているものを出してきた。
気圧の変化に強い、ということで、めったに乗ることがない飛行機に乗ったときに、シャツのポケットにさして持っていても大丈夫、というような宣伝だった。

その頃の飛行機は、気圧の変化が大きかったのかもしれない。

万年筆はパイロット、プラチナ、セーラーなど、時々テレビで宣伝もしていた。

入学祝いといえば、万年筆という時代だった。

4月に姪の入学祝いに万年筆を買って送ったが、使い方がわからないので、置いてあるという。

もったいない…。



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