考えたこと2

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笑い
生き物がたくさん地球上にいるが、笑うのは人間だけだ。
ということは、笑うということは、動物と人間を分ける一つのポイントだろう。

なぜ人間は笑うのか?
色々な説があるが、ぼくは岸田秀先生の説を信じている。

心理学者の岸田先生はフロイトの信奉者。その視点で世の中の色々な疑問を解決してくれる。
その一つが笑いに関する解釈。

先生の説は、まずは「人間は本能が壊れている」ということだ。
この「本能が壊れていること」が、全ての人間らしいことの原因。

本能が壊れているから、心は常に緊張状態にある。
その緊張状態から、開放される瞬間に笑うのだ。

漫才を見ている。
笑いのない場面では、緊張がある。
でも、面白いところでは緊張がゆるむ。
それが笑いのもと。

犬は本能のままに生きている。
だから、よけいな緊張はない。
したがって、笑いもない。

これは説得力のある説明だ(とぼくは思う)。

お互いに笑顔のを交わすのは、知り合いである証拠。
敵意はないですよ、という意味の笑い。
緊張を解くことができる関係、ということになる。

枝雀の言っていた、笑いは緊張と緩和という話もこういう説明で納得できる。

緊張と緩和の落差が大きいほど、笑いは大きい。

この説明が一番合理的だ。

岸田先生はえらい。



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