考えたこと2

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下宿
明日久しぶりに長男が帰ってくるという。
ウチの近くでバイトをしていて、そこに用事があるからだ。

下宿というのは、居心地がいい。
回りに友だちができて、その輪が広がると、家に帰ることなど忘れる。
ぼくも、学生時代に下宿をして、ほとんど帰らなかった。
四畳半一間で、トイレと洗濯機は共同使用、風呂なし、築かなりの年数でも、そこにいると自分だけの空間だ。

敷きっぱなしの布団。
小さな冷蔵庫、もらった机、炊飯器、電熱器、スチールの本棚…。
ぼくは自炊はほとんどしなかったが、それでもお金がなくなるとご飯を炊いた。
オカズは味付け海苔と海苔の佃煮とふりかけ。
少し裕福なら、焼き鳥の缶詰やシャケ缶がついた。

そんな生活でも、とにかく楽しかった。

毎日部室へ行って、先輩や後輩と飲みに行ったり、友だちの下宿でだべったりした。
寄席の前になると、誰もいない時間に部室に行って、一人で練習をした。
覚えるまで、ノートを目の前においてしゃべる。

N360に乗って、友だちと夜中に琵琶湖に行ったり、ラーメンを食べに行ったりした。
ぼろい車だったが、懐かしい。
3人でお金を出し合って5万円で友だちから買った。

3年ちょっとの間テレビはなかった。
それでも、全く退屈しなかった。
みんなテレビなど持ってなかった。

もう少し難しい本を読めばよかったとは思う。
柴田連三郎や筒井康隆の小説をよく読んだ。

3年の冬に最初のエレキギターを買った。
十字屋のバーゲンで1万いくらだったと思う。

服はほとんど買わず、靴もたいがい1足だけ。
同じ格好をしていたと思う。(洗濯はした)

書き始めるときりがない。

でも、学生時代の下宿というのは特別なものだ。

そこで得たものは大きいと思う。

それが何とは言えないが…。



| | 考えたこと | 01:14 | comments(2) | trackbacks(0) |

コメント
ほんとうやね。。何んかなつかしくて、しんみりします。
ほとんど成長してません。
N360も没するまで大活躍でした。
| sandasun | 2009/10/09 7:55 PM |

そういえば、ほとんど成長してないような気もします。

年はとったけど。

よく言えば、年をとったから大人になるとは限らないということかもね。

| suzy | 2009/10/09 11:47 PM |

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