考えたこと2

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コラムニスト
コラムニストという商売がアメリカにはある。
日本にもいるとは思うが、コラムニストというよりも、小説家や学者が余技で書いているのが多いと思う。
実際、小説よりもエッセイが面白い人は(ぼくにとっては)いるのだが、そういう人は新聞に定期的に書いているのではなく、週刊誌が多い。
そういう人たちは、あくまで余技である。

アメリカのコラムニストは、本当に新聞のコラムがほとんどだと思う。
マイク・ロイコ、ボブ・グリーンは有名だが、実際にはもっとたくさんの人がやっているらしい。
昨日調べてみたが、カルヴィン・トリリン、ポール・セロー、アンナ・クィンドレン、ラッセル・ベイカーなどという名前が出てきた。

もちろん、もっとたくさんいるのだろうが、日本ではあまり紹介されていない。
実際、昨日出てきた人たちの本は、すべて中古でしか手に入らない。
もともと、新聞のコラムだから、その時の出来事を書いたものが多いだろうし、そのために翻訳に適さないという事情もあるのだろう。
しかし、マイク・ロイコは人生の普遍的な出来事や、一見大したことがない出来事をペーソスの効いた語り口で書いており、本当に素晴らしい読み物だと思う。
翻訳者にも感謝しないといけない。

いくつかの本を中古で探すことにした。

それと、アメリカにはスポーツ・ライティングというジャンルがある。
マイク・ルピカという人や、ロジャー・エンジェル、ジミー・プレズリンといった人たちがそのジャンルに属する人らしい。
アメリカの国技ともいえる野球やフットボール、バスケットなどのスポーツを題材にしてコラムを書く人たちだ。
何気ないプレーが、この人たちの目を通すと違って見える。

この分野は日本ではそのスポーツをやっていたOBが、解説者の余技で書くことが多い。
しかし、アメリカではどちらかというと書く方が本職の人が、それをやる。
スポーツを通して、何か普遍的なことを語る。
さすが、本場の国アメリカだ。

これも、中古で探すことにした。

そんな本が中古でしか手に入らないというのは残念だ。
原書が読めればいいのだが…。

もう一度がんばってみるか。


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