考えたこと2

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さぎられる
また、新しい言葉を覚えた。

「さぎられる」という言葉だ。
意味がわからない人もいるだろうが、漢字で書くとわかる。
「詐欺られる」である。

次男の友だちが、オークションで詐欺にあったかもしれない、というのを「詐欺られたかも」という風に使っていた。
意味はわかるが、「さぎられる」というのはどうしたものか…。

詐欺をするときは、当然「詐欺る」と使うのだろう。

さぎらない、さぎります、さぎる、さぎるとき、さぎれば、さぎれという風に活用する。

詐欺は名詞であり、動詞ではない。
でも、動詞として使いたい時に、「る」や「られる」をつけて動詞化する。

前に、「お茶する」というのを書いたが、あれはまだましだ。
サ変動詞の法則に従っている。

日本語の動詞は普通「ウ段」で終わるが、無理やり動詞化したのが「詐欺る」だろう。

本来なら、「詐欺にあう」とか「詐欺をはたらく」というのだが、その「詐欺」に対する動詞がわからない時に「詐欺る」というのではないか。

どうも「詐欺する」というのは違うみたいだから、いっそのこと略してしまえ…という気持ちが働く。
そんな気がする。

「カモる」「カモられる」というのと同じパターンか。

これも、カモにするというのが、今やカモるになってしまった。

そのうち、「詐欺られる」も普通の言葉になるかもしれないなあ。



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