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2009.05.20 Wednesday
コンカツ
近頃聞きなれない言葉がある。
婚活(コンカツ)。知っていますか? 就職活動を略して就活という。そこから出てきた言葉だろう。 ネットで調べたら、「2007年に雑誌「AERA」で、『「婚活」時代』の著書でも知られる家族社会学者の山田昌弘氏が、 婚活の普及活動を行っている少子化ジャーナリスト・白河桃子氏に、そんな「結婚活動」について取材をした時に「婚活」という言葉が生まれ、知られるようになりました。」とのこと。 主に女性を中心にして、結婚活動をすることをコンカツというらしい。 ぼちぼち、男でも使うようになってきた。 女性の晩婚化に伴って、生まれてきた言葉だろうか。 コンカツをしないと、なかなか結婚できないゾ…ということになる。 しかし、このコンカツという言葉、どうも音が悪い。 トンカツとか、ミンカツとか…。 何を今さらコンカツなんだろう? wikipediaによると、 「山田が結婚活動(以下、婚活)という概念を考えるに至った背景には、日本の結婚を巡る環境の変化(以下を参照)にある。 * 年功序列制度の崩壊で男性の将来収入の見通しが不安定になったこと(低収入の男性は結婚がしづらいため。ちなみに、このことは1980年代にはすでに確認されていたが、マスコミ等が発表を嫌がりなかなか表に出なかったという) * 男女雇用機会均等法制定、1980年代以降の恋愛の自由化と価値観の多様化に伴いお見合い結婚・職場結婚が減少、男性総合職と女性一般職という職場結婚の仕組みが崩れた 等 こうして“特に活動を行わなくてもなんとなく結婚できたシステム”が崩れ、モテる人とモテない人が二極化。結婚のためには活動が必要になったという。」 と書いてある。 なるほど。 コンカツの裏には、いろいろな要因があるらしい。 しかし、そんな難しいことを言わなくても、「結婚したい」という思いがあれば、結婚できると思う。 要は、「結婚したい」とみんなが思わなくなったのではないだろうか。 結婚に対する夢が潰れてしまったからだ。 女性も男性も、中性化した。 どちらも、ちょっとずつ歩み寄ってしまった。 そんな気がするなあ…。 |
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