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2009.05.12 Tuesday
大阪の笑い
大阪の笑いと東京の笑いは少し違う。
笑いが違う、というよりも芸人が違うと言った方が正しいかな。 落語は特に大阪と東京では違った。 大阪の方が貪欲に笑いを追求する。 客へのサービス精神だ。 そして、客も貪欲に笑いを求める。 笑わないと損、という思いがある。 だいたいにおいて、大阪の方が声が高い。 絶対値ではなく、その演者の声の範囲で高めということだ。 声は高い方がテンションが高い。 大阪の落語家の方が、テンションが高いのだ。 東京の落語が面白くないというわけではない。 面白い人は、やっぱり面白い。 それなりに魅力はある。 でも、大阪の落語家の方がリクツ抜きに面白いような気がする。 これは自分のひいきも入っているが…。 漫才は、だいぶ事情が違う。 昔はもっと違ったが、今は近づいたかもしれない。 笑わす「間」が違ったのだが、今はみんな大阪の「間」になってしまった。 おそるべし、吉本興業。 |
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