考えたこと2

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NHK
ぼくの通っていた小学校は、当時としては放送設備が揃っており、放送教育全国大会というイベントの時に、他の学校から授業見学に来たという学校だった。

そのためだったのか、小学校6年の時にNHKが取材に来て、1組〜4組の代表2名ずつにインタビューする、ということになったらしい。
その時に、どういうワケかぼくが1組の代表の一人になった。

すごい放送車が来て、そこから太い線を引き、朝礼台を動かしてその上にバカでかいカメラを置いて、その前に立ってインタビューを受けた。
長い時間やっていた…という記憶があるが、実際には1時間もなかったんだろう。
何故そう思うかというと、放送はほんの2〜3分だったからだ。

放送日を聞いて帰り、家で今日はテレビに出たと言って、よろこんだ。
放送日にはいさんで帰って見た。すると、映ってはいるが、ひとこと話しただけで、お世辞にもテレビに出たとは言えない状況だった。
子供心にテレビの前で恥ずかしい思いをしたことを覚えている。
よく考えたら、ろくに話してもいないのに、映るわけがないのだ。

もう一度出たのは落研の時。
こちらは教育テレビだった。
若い広場という番組で、長屋について話しあうので、長屋に関するこばなしをしてほしいという依頼があった。
その時は、休み中だったので、実家が神戸のぼくに出演のお鉢が回ってきたのだ。

大阪の馬場町にあるNHKの大阪放送局のスタジオに行った。

楽屋で着物に着替え、リハーサルをして、本番まで待っていると、ぼくだけメイクさんに呼ばれ、髪の毛をなおされた。
番組自体はマジメな内容で、昔の長屋はどんなものだったのか…というような事を、エライ先生と若い人たちが話しあうという趣向。
その導入部分に3分ほどこばなしをやる…という役回りだった。

長屋をネタにしたこばなしなど、そう面白いわけではなく、淡々と本番を演じ、終わった。

その時は家族には言わず、自分一人でこっそりオンエアを見た。

さすがに落語だから、一人で映っていた。

小学校の時の仇をとった…などとは思わず、見た時にはあの時の恥ずかしさを思い出した。
そんなこともあって、家族には言わず、一人で見たのだったか…。

帰りの車の中でふと思い出したので、書きました。

実は、あと一回、なんば花月の舞台でテレビに出たことがある。
これはまた今度書こう。


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