考えたこと2

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納豆
小学校のころ、夕焼け番長というマンガがあった。

その主人公が、朝、ご飯に納豆とみそ汁をかけて食べる、というのがいつものパターン。
これがわからなかった。

納豆というと、甘納豆しか見たことも食べたこともなかったので、なんであんなものをご飯にかけるのか?と不思議だった。
しかし、その部分はストーリーとは関係なかったので、そういうヤツもいるのだろう…ということにした。

その後10年以上経って、学生食堂で初めて納豆という食べ物を見た。

昭和50年だから、1975年だ。
当時関西にはあまり納豆はなかった。
関東の下宿生が多かったからか、学生食堂には納豆があったのだ。

異様な食べ物だった。

あれを食べるのは儀式である。
中味を取り出し、引く糸をクルクルと回して取って、辛子と醤油をかけ、人によっては生卵もかける。
その上で、思い切りかき回し、ご飯にかける。

結局当時は見ているだけで、食べる勇気はなかった。
でも、あのニオイは耐えられない。

その時に、夕焼け番長が食べていたのはこれだったのか…と理解した。

その後、会社に入って、出張に行ったときに宿舎で納豆好きの人があまりにも美味そうに食べるので、一度食べてみようかな…と思い、初めてトライした。

そのうち、ニオイも気にならなくなって、普通に食べられるようになってしまった。
慣れというのはおそろしいものだ。

しかし、今になって思えば、ご飯に納豆をかけた上に、みそ汁をかけるというのは、あまりおいしそうな食べ物ではないことは想像できる。

それでも、甘納豆よりはましか。





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