![]() |
2007.06.28 Thursday
つゆだく
「つゆだく」という言葉、いつからあるのだろうか。
新語辞典には載っているが、国語辞典には載っていない。 新しい言葉で、どうも吉野家が発祥らしい。 どんぶりで、つゆを多めに入れるということ。 つゆでダクダク、という擬態語から来ているのか、それとも「つゆがたくさん」がなまってつゆだくになったのか。 何となく感じはわかる。 しかし、わざわざ「つゆだく」を頼むというのがわからない。 ぼくはつゆは少ない方が好きだ。 つゆが多いと、ご飯がベシャベシャになって、おいしくない。 白いご飯が、つゆの色に染まるのも興ざめだ。 それでも、そういうオーダーの仕方があるということは、つゆが多い方が好きという人がいるからだろう。 最後に残ったご飯を、お茶漬けのようにして食べるのがいいのだろうか…。 少なめにつゆを入れる、というオーダーの仕方はどう言えばいいのだろう? 「つゆちょろ」とか、「つゆちょび」とか…いいのを思いつかない。 そういえば、丼ものを食堂で頼んだときに、時々頼みもしないのに、つゆがたくさん入っていることがある。 あれはやめてほしい。 カツ丼でも、親子丼でも、木の葉丼でも、つゆちょろがいいのだ。 これはゆずれない。 |
![]() |