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2006.02.22 Wednesday
地球人
英語にない日本語というものがある。
Earthというのは、地球のこと、と習った。 でも、Earthには大地という意味もある。 日本語の「地球」には、大地という意味はない。宇宙に浮かんでいる星としての意味だけだ。 どちらかというと、Earthというのは、「大地」の意味に近いのではないか。 宇宙空間にぽっかりと浮かんでいる地球、というイメージではないように思う。 だからなのか、ソフトの新英和中辞典で「地球人」とひいても、「見出し語がない」と出てくる。 アルクの英辞郎というWeb辞書で、「地球人」をひくと"Earthian"という言葉はあったが、何となく日本語で「地球人」というほどなじみのある言葉ではないような気がする。Earthianは、宇宙があまり意識されていない。大地の上のヒトというニュアンスだ。 でも、僕らにとっては、「地球」があって、「地球人」という言葉があるのは、すごく自然だと思う。 「地球人」というのは、地球という星に住んでいるヒトという意味であり、宇宙人に対応する言葉だ。 人類、という意味とも少し違う。 SFアニメをよく見ていたから、「地球人」という言葉になじみがあるのか…。 でも、日本人全般にとって、「地球人」というのはけっこう普通の言葉だと思う。 日本語には、すべてのヒトは地球に住んでいる「地球人」だという思いがあるのだ。 これはすごいことだと思う。民族も国境も関係ない。 これは、僕が勝手に思っている事なのか…。 一度、英語を話す人に聞いてみないといけない。 |
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