![]() |
2006.02.21 Tuesday
音は想像しにくい
テレビの通販の番組を見ていて、買ってしまったものがある。
ちょっと、失敗してしまった。 掃除道具が好きなので、今までもオレンジの洗剤や何でもきれいになるスポンジなど、通販番組を見て、スーパーの通販でおなじみコーナーで買った。 今回は充電式の掃除機。 掃除機といっても、空気で吸い込むものではなくて、回転するブラシが四方についていて、ゴミをかきいれる、という仕組み。 アメリカの製品だと思うが、掃除機のヘッドの部分が自在に回転し、さらに四方にブラシがついているので、ゴミを絨毯などから取り出す効率がいい。 「お〜、これはいい」と思わされた。 その商品を紹介しているあいだ、ずっとナレーションが入る。 「今までの掃除機は重くて、持って行けないでしょう」 「電気のコードがじゃまになります」 「これなら、らくらく掃除ができます」 「狭い隙間も大丈夫」…などなど ず〜っと商品紹介の話がとぎれなく続く。 これは、買うしかない…と思い、インターネットで注文した。 来てみて、モノはその通りで、ゴミも取れるのだが…、動かしたときの音がすごい! モーターがギーという音を立てて回る。 あたりまえだが、全く想像していなかったので、「え〜」という感じだった。 この音は、安っぽい…。 値段を考えたら、当然なのだが、番組の印象では、音もなく四方のブラシが回転し、ゴミをかきこんでいく、という感じだった。 考えたら、ずっとナレーションが入りっぱなしで、その場で実物を動かす、という部分はなかった。 実際に動く音を聞いていたら、買わなかっただろう。 ゴミは取れるし、便利は便利なのだが…。 いい教訓ができた。 実際に商品を動かす場面が出てこなくて、ずっとナレーションが入っている商品を見たら、「音」を想像しないとダメだ。 みなさん、動くモノは、音が出ますよ。 あたりまえですが、実際にやってみないと、「音」は想像しにくいですね。 気をつけましょう。 |
![]() |