考えたこと2

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ロマンチック
ロマンチックとは、どういうことだろう?

英和辞典でロマンチックをひくと、「〈人が〉空想にふける, 空想的な」と書いてある。
今ひとつ、意味がわかりにくい。

Wikipediaでロマン主義をひくと、「ロマン主義の底流に流れているものは、自由主義、内面性の重視、感情の尊重、想像性の開放といった特性であり、好まれる主題としては、異国的なもの、未知のもの、隠れたもの、はるかなるもの(特に、自分たちの文化の精神的な故郷、古代文化)、神秘的なもの(言葉で語れないもの)、夢と現実の混交、更には、憂鬱、不安、動揺、苦悩、自然愛などを挙げることができる。」と書いてある。

僕は、ロマンチックとは、「カタチのないものを信じる心」だと思う。

Wikipediaに出ている、内面性とか、感情とか、想像性とかいうものは、みんなカタチのないものだ。
はるかなものとか、神秘的なもの(言葉で語れないもの)、未知のものというのも、カタチのないものだ。

もちろん、愛や恋というものも、カタチのないものであり、それを信じることはロマンチックだろう。

でも、自分が大事だと思うもの、信念や信条みたいなものを信じる気持ちも、「ロマンチック」という表現になると思う。

「ロマンがある」というのは、自分が信じる「カタチのないもの」に自分の行動を託すというようなことではないか。

真実は、現実の中よりも、物語の中にある・・・というような気持ちも、ロマンチックだと思う。

すこし硬くなるが、「私はこうなんだ」というような姿勢も、ロマンチックだと思う。

人それぞれ、ロマンチックになる対象は違うだろうが、たくさんの「カタチのないもの」を信じられる人は、ロマンチックな人であって、すごく人間的な人だと思う。

なぜなら、人間以外の動物は「カタチのないもの」をそんなにたくさん信じられないからだ。
(親子の愛情などの気持ちは、哺乳類にはあるから、それはロマンチックだろうけど)

現実を見つめることは大事だが、その現実に対応する行動がロマンチックであることはもっと大事だと思う。

ロマンチスト(これは和製英語で、正確にはロマンチシスト)は今の世の中にすごく必要とされているのだ。

ロマンチストのみなさん、自信を持ちましょう。



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