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2006.02.11 Saturday
食あたり
牡蠣を食べた。
毎年、牡蠣を食べると、食あたりを思い出す。 牡蠣にあたっても、すぐには症状が出ない。 ちょうど24時間後に出てくる。(これは、ノロウィルスというのが原因らしい。) あたったときは、すごくひどくて、下痢・嘔吐・発熱が一気に出た。 10人くらいで同じ店で食べたが、一人を除いてみんな発症した。 一番ひどかった人は、1週間イオン飲料で過ごしたようだ。 その人は、不幸にも牡蠣がきらいで、食べたくなかったのだが、こんなにおいしいものを食べない法はない・・とみんなに説得されて食べた。 かわいそうだった。 ある人によると、あたったと思ったらすぐに牛乳をたくさん飲んで、それを吐くという療法をすると、軽く済むらしい。 ちょっと荒療治かもしれません。(真偽のほどは不明) 学生時代に下宿している頃、冷蔵庫に入れてあったアルミの鍋型容器に入った鍋焼きうどんの古いのを食べて、当たったこともある。 たぶん、うどんの上に載っていた天ぷらが悪かったんだと思う。 このときは食べて数時間で下痢と発熱だった。 お金と常識がない、というのは怖いことだ。 それを食べている時に、ちょうど下宿に遊びに来たT君に、うどん数本をあげたが、彼もおなかを壊したくらいだから、よほど傷んでいたんだと思う。 ひどい食あたりは、この2回だけ。 でも、そういう目にあってみると、人間の身体は弱いものだと思う。 ほんのちょっとしたことで、エライ目にあう。 キノコなんて、毒をもったものがたくさんあるが、きっと何人もの人が過去にそれを食べて死んでいるのだろう。 フグもそうだし、他にも毒のある食べ物(食べられそうにみえるもの)は、いっぱいあるだろう。 安心して食べ物を食べて、毎日生きているということは、それだけで、すごいことなのかもしれない。 危険を冒して安全な食べ物を選んできた先祖に感謝。 |
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