考えたこと2

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生きているか、死んでいるか…
今日、本屋で前から気になっていた本を買ってしまった。

P.F.ドラッカーの「ドラッカー365の金言」という本である。
2800円、という値段がちょっとひっかかっていたのだが、装丁がきれいだし、本文も二色のカラーで、充分に2800円の価値があると思えた。あまりにきれいで、鉛筆で書き込みするのに気が引ける、というのが難点だが…。

時々、新聞などでP.F.ドラッカーという名前は目にしていたが、昨年の11月に亡くなったというニュースを見て、何となく気になりだした。
どういうわけなのか…、生きている間に、読んでおいたらよかったという感傷かもしれない。

どう考えても、本の作者に会えることなどないが、その人がこの世に生きているのか、もういないのかは、本を読むときに何となく気にかかる事柄だ。

書いたことはないが、生きていたら、ファンレターが出せるし、ひょっとしたら返事も来るかもしれない。
何より、本を読みながら、同じ空気を今も呼吸しているという無意識の連帯感みたいなものがあるだろう。

死んでしまったら、もう新刊は出ないし、読んでいて疑問があっても、こたえをもらうことはあり得ない。

疑問があっても、聞くことはないのだが、でも、聞こうと思ったら聞ける可能性がゼロではない、というのは気になることだ。

自分の読書習慣からみて、どうも、若い人が書いた本を読むことが少ない。
若い、若くないは自分の歳が基準だから、要は自分よりずいぶん年齢が下の作者の本はあまり読まない、という事だ。

本屋で本を手にとって、著者紹介のところを見て、年齢につい目がいきませんか…。

いずれにせよ、本を読むということについては、これからどんどん死んだ人とのつき合いが増えてくる、ということだろう。

どんどん、死んだ人とのつき合いが増えてきて、最後には自分の番…となる。

作者が生きているか、死んでいるか…、気になりませんか?


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