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2025.12.03 Wednesday
英語力?
高市総理の英語がジャパニーズイングリッシュだと言う人がいる。
ぼくはそんなことどうでもいいと思う。 ネイティブではないのだし、日本語の発音にない音がたくさんある英語をネイティブ並みに話すことに熱心になっても仕方がないと思う。 もちろん、最低限通じないといけないとは思うが…。 それよりも大事なのは話すことを持っていることだと思う。 何度か書いたが、ぼくが入社したときの課長(Dさん)は関西弁の英語だった。 ぼくが初めて海外出張に鞄持ちで行って、よくわかった。 ぼくもたいがい発音はひどいのだが、お世辞にもDさんの英語の発音はひどかった。 完全に日本人の英語だった。 それでも、外国人には慕われていて、Dさんがいるところに人が集まってくる。 言葉はコミュニケーションの道具だ。 集まってくる人たちはDさんの話が聞きたいのだ。 業界動向だったり、OEMの情報だったり、とにかく話をしようと寄ってくる。 たいしたものだと感心した。 英語をネイティブのように話すことは、確かに努力がいるし、格好もいい。 でも、ぼくには無理だと思ったし、それよりは話すことを持つことだとその時から思っている。 Dさんはもう亡くなってしまったが、あの「インジャパンではねぇ…」というセリフは今も耳に残っている。 英語の話が出るたびに、この話を思い出す。 |
