考えたこと2

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フェデラーの引退
ロジャー・フェデラーが引退した。
彼の全盛期はほんとに強かった。
最近は故障が多く、4大大会にも出ていなかったので、もうぼちぼちかなと思っていたら、やっぱり引退。

彼は若い頃はコートのマナーが良くなかったとのこと。
10代の頃だ。
ラケットを投げたり、暴言を吐いたりしていたらしい。

強くなった頃のフェデラーはコート上でほとんど表情を変えなかった。
彼のコートマナーは素晴らしい。
勝っても、負けても、コートの上では控えめだった。
本当に感情をコントロールしていたのだ。

コートの上で観客を煽ったり、パフォーマンスをする選手もいるが、フェデラーのプレーは見ていて気持ちがいい。
シングルハンドのバックで、何事もなかったようにオンラインにボールを落とす。
相手が決めたと思ったショットを平然と返す。
そういうプレーが決まったときでも、いつものプレーと同じだ。

数年前から、5セットマッチで長くなるとスタミナが切れて負けるようになった。
その対策としてか、早く決めるために早く前に出てさばくようなプレーもした。
それでも、よる年波には勝てない。

ナダルやジョコビッチも強いが、彼は別格だ。
「蝶のように舞い、蜂のように刺す」という言葉があるが、その形容そのもの。
ファンも多かったと思う。

コート外での収入も多いらしい。
ATPツアーの獲得賞金はジョコビッチ、ナダルについで3位だが、コート外の収入はダントツ1位だそうだ。
そのため、「最も稼ぐテニス選手」のランキングは17年連続で1位とのこと。

そういえば、ユニクロとも契約している。
契約金は10年間で3億ドルだそうだ。
そういうブランドが10以上ある。

フェデラーがいなくなったのは寂しいことだ。

また新しいフェデラーが出てくるのか、今のところはそんな選手は見えないが…。



| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 19:49 | comments(0) | trackbacks(0) |
加山雄三
吉田拓郎が引退を表明したが、もっと年上の加山雄三も引退する。
東京で「ラストショー」というコンサートを開いたとのこと。
ぼくらのちょっと上の年代の方がファンが多いと思うが、85歳まで現役生活を続けたのは立派。
脳梗塞と小脳出血を相次いで発症して、それでもリハビリで9割戻しての現役。
さすが海の男だけのことはある。

ギターだけでなく、ピアノも弾く。
記事によると、歌は大丈夫だが、語りはちょっと滑らかではなかったとのこと。
80歳を超えて、自分の愛船を火事で失って落ち込んだが、不屈の闘志で復活。

82歳のコンサートツアーの直前にも、筋トレ中のバーベル(85キロ)を付け替えるときに無理な姿勢をとって腰を圧迫骨折したが、痛みがありながらも立って歌い続けたという。
スゴイ人だ。

さすがにラストショーではほとんど座ったまま歌ったらしい。
彼は日本のシンガー・ソングライターの草分けでもある。
「君といつまでも」、「旅人よ」などは昭和のカラオケの定番だった。

ラストショーの中で、AIを使って自分と一緒にコーラスをした。
最後の最後まで、新しいことをやる。
写真を見ると、ネイビーのブレザーで、堂々と歌っている。
大したものだ。

12月でもうステージは辞めるようだが、作曲家としてはまだ活動するかもしれない。
70歳定年という時代に、大病をしながらも85歳まで現役。
余裕がないとできないと思うが、本当に素晴らしい。

ずっと船に乗って、自然の中で体を鍛えてきたからこそだろう。
いかにも不健康な生活を送ってきた(と思う)、吉田拓郎とはだいぶ違う。

やっぱり海の男だ。

現役を引退しても、頑張ってほしいと願う。




| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 00:25 | comments(0) | trackbacks(0) |