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2017.06.21 Wednesday
変わる言葉
言葉は変わっていくというのは、英語の世界でも同じだ。
英語のツイッターのページで、フォローすべき人、というのが推薦されるが、それが「Who to follow」と書いてあるとのこと。 Wall Street Journalの記事にあった。 whomという言葉、用法は「先行詞が人の場合の関係代名詞の目的格」と書いてある。 つまり、「Who to follow」というのは、文法的には「Whom to follow」と書くのが正しい。 ぼくらもそう習った。 この記事でもそう指摘している。 記事によると、英語ネイティブからみるとwhomは「堅苦しい」感じがするらしい。 そこにwhoを使うと、くだけた感じ、フレンドリーな感じになるという。 英語でもどんどんリズムを重視するような傾向にあるらしく、語呂も関係する。 「Who to follow」の方が「Whom to follow」よりも言いやすい。 まあ、その感じはわかる。 日本語でも「そういうこと」というのを「そうゆーこと」というような表記をしていることがある。 個人的には、これはちょっとなあ、と思うが、違和感がない世代もあるんだろう。 「かっこいい」を「かっけー」と書いたり、「おまえら」を「おめーら」と書いたりするのも、最近見る。 どんどん話しやすいように変化していくのだろう。 実際、古い時代からいうと、そういう変化を遂げてきたのだ。 そのうち、音を伸ばす「−」が多用されて、上の文章は、 「じっせー、ふりーじでーからゆーと、そーゆうへんかをとげてきたのだ」と読む日が来るかもしれない。 その時代の人たちにとっては、普通のことであり、古語辞典に昔はこう読んだという解説が出る。 昔の時代を生きた人からすれば、今の言葉がそうなっている。 何ともいえんなー。 |
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