考えたこと2

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many thanks
英語でわかりにくいのが、数えられるものと数えられないものの違いだ。

一つ、二つ…と数えられるものと、切り分けて数えられないものは英語では別扱いになる。
timeという名詞はいろんな意味があるが、”many times”というと「たくさんの回数」という意味だし、”much time”というと「たっぷりの時間」という意味になる。
回数は切り分けて数えられるし、時間は切り分けて数えられない。
manyとmuchの違いはそういうことだと習った。

しかし、仕事でメールを出し始めて例外が出てきた。
メールの最後に”many thanks”と書いてある。
英語のネイティブがそう書くのだから、マチガイではない。
気をつけてみていると、複数の人が”many thanks”を使う。
それで、これは例外なのだとわかった。

「感謝」という意味の”thanks”は感情を表すので、数えられないと思うのだが、複数形で感謝という名詞になっているのだから(単数形でも感謝という名詞の意味もある)、感謝というのも「たくさん」とか「少し」とか数えられるということか。

Webの辞書を調べても、はっきりした答えは見つけられなかった。

正誤を問うテストで”many thanks”と書かれていたら、マチガイなくバツをつけるだろう。
感情は数えられないからだ。
しかし、実際の世界では使われている。

こういう例外はむずかしい。
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