考えたこと2

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パラサイト・シングル
パラサイト・シングルという言葉、1999年に本が出て広まった。
意味は「自立が期待される年齢になっても親と同居し続ける独身者」ということだ。

若い人たちにとって、この世は住みにくい世の中になっている。
経済の低成長による結果、失業率の上昇、給料の低下など、なかなか独立できない。
その結果として、このパラサイト・シングルという人たちが増えている。

このサイトによると、日本では2010年の調査結果で、20〜49歳の未婚親同居者は1,275万人。同年齢人口に対する比率は26.2%であり、若年から中年の4人に1人以上が、パラサイト・シングルらしい。
結局、世代間格差を取り返そうとすると、こういう形で親に寄生して生活するということもやむを得ない。
ある意味合理的な行動とも言える。

これはそんなに驚くことではない。

しかし、アメリカでもそれが増えているという。
ここによるとアメリカでの2013年の調査で、全米の若者(18〜31歳)の3人に1人(36%)が親と同居していることが判明。数でいうと2160万人で6年前に比べて310万人も増えた、とのこと。
年齢の範囲や調査年が違うので、一概に比較はできないが、要は日本でもアメリカでもパラサイト・シングルが少なくないということだ。

アメリカでは高校を出たら親に頼らず、家を出るのが一般的、と思っていた。
そう書いてある記事もある。
しかし、そうではなくなっている。

どちらも「雇用環境の悪化」が原因。
日本の場合は兄弟の数が減ったのもあるだろう。
親が子どもを離したくない、というのもある。

しかし、アメリカでも同じことが起こっているとは、知らなかった。

どの先進国もグローバル化の余波を受けて、経済成長率は下がっている。
だから大学を出ても仕事がない人が増えた。

21世紀は石油がなくなる時代。
エネルギーコストをどうやって下げるか、が成長を決めると思う。

これは難しい。


| | 考えたこと | 22:07 | comments(0) | trackbacks(0) |
人生に関わる
人それぞれ事情がある。
家族もあるし、仕事もあるし、やりたいこともある。
何かを決めるときには、過去を振り返って、自分の棚卸しをしないといけない。

普段は流れにまかせて生きている。
それでいいのだ。
いつも何かを決めているわけではない。

棚卸しをするものというと、過去に自分がやってきたことだ。
これをキャリアという。
キャリアというと、仕事だと思うが、それだけではない。
自分が受けてきた教育もキャリアの一つだ。
つまり、ものごころついてから以降すべてがキャリアになる。

人はみんな見えない荷車を引っぱって歩いている。
その荷車の中に入っているのがキャリアというものだ。
人生で何度かその中身を確認し、改めて前を向いて歩く。

その時が自分の人生に関わる時だ。
人によって中身を確認する回数は違う。
多いほうがいいのか、少ないほうがいいのか、それはわからない。

でも、そういう時は自分で関わって決めたいと思う。



| | 考えたこと | 00:07 | comments(0) | trackbacks(0) |